ネパールと中国に行ってきた(4日目・ルンビニ園を散策)
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4日目、この日は聖地ルンビニを散策して、夕方の飛行機でカトマンズへ戻ります。
まずはホテルで朝食。
冷めていて美味しくはない……
ちなみに、昨晩ホテル着いた時は真っ暗だったので建物の周りがどうなっているのかよく分からなかったのですが、朝見てみると……
ルンビニのホテルの周りはこんな感じ。何も無い。 pic.twitter.com/68WwtNFm9K
— こんろー (@conroe215) 2018年2月14日
本当になにもない……
ルンビニ園へ
朝食も摂ったので、ホテルから5分ほど歩いてルンビニ園の東側の入口へ。
ルンビニ園はかなり広大で、端から端(長辺)までは5kmくらいあります。
この日歩いたルートは大体こんな感じ。
入り口のところにあった五戒文。
めちゃくちゃ読みやすいグリフだ。
南東から入ったのですぐに有名なマーヤー聖堂にたどり着きました。
マーヤー聖堂は釈迦が産まれた場所で、建物の中には釈迦の足跡などがあります。
これらとアショーカ王の石柱が見つかったことで、ルンビニが釈迦生誕の地であることが分かったとかなんとか。
徳タカイツリー(菩提樹)
タルチョを吊るしてあるとそれっぽく見えますね。
徳タカイ棒(アショーカ王の石柱)
石柱にはブラーフミー文字で「住民の税を1/8にする」と記されているらしい。釈迦生誕の地であるルンビニ村は税金を下げてもらってたみたいです。
釈迦が誕生した直後に7歩進んで「天上天下唯我独尊」と言った話しは有名ですが、その地がこのルンビニ。
各国の寺巡り
メインのマーヤー聖堂周りは見え終えたので、その後は各国の寺院を見て回ります。
ちなみに、仏教四大聖地はルンビニ以外にサルナート(インド)も行きましたが、そこでも各国の寺院があったので、どうやら聖地には各国寺院があるみたいです。
THE LUMBINI MASTER PLAN…… よく見たら設計:丹下健三じゃないか…! pic.twitter.com/7bp63W7FLw
— こんろー@大森 (@conroe215) 2018年1月10日
ルンビニ園のマスタープラン(ルンビニ釈尊生誕地聖域計画)の看板。
アショーカ王の石柱やマークストーンがドイツ人研究者によって発見され、その後国連によって委員会が設置されて、1978年にあの丹下健三が開発計画作ったみたいです。
確かミャンマー寺
管理してる人を表で見かけたのはこの寺だけ。
韓国寺
禿げてる。
中国寺
入り口しか撮ってなかったので分かりづらいですが、結構大きい。
最初に韓国寺や中国寺を見たので「お金かかってそうだなぁ。これは日本負けたのでは……(サイズで)」と思っていたのですが…………
これが日本寺
ルンビニに各国の寺院が建ってたけど日本寺が一番お金かかってそうだった。 pic.twitter.com/9FOdq1afeK — こんろー (@conroe215) 2018年1月5日
日本山妙法寺のパゴダ pic.twitter.com/E5mvAi2zXU
— こんろー (@conroe215) 2018年1月19日
これが日本寺。どうみても日本寺が一番大きくてお金かかってそうでした。
昔の日本はお金あったんだなぁ……
あとはルンビニの資料館などもありました。
ルンビニの資料館 pic.twitter.com/0D89WF9Sfl — こんろー (@conroe215) 2018年4月10日
たしか入館料が50円くらいで「やっす!」と思ったのですが、正直展示物がレプリカばかりで微妙な感じでした……
昼ごはん
順番が前後しますが、中国寺を見た辺りで昼ごはんも食べました。
ルンビニには選べるほど飲食店は無いので、見かけたルンビニシティレストランというお店へ。
注文したのはエッグフライドライス(Egg Fried Rice)というものだったのですが、なかなか出てこず……結局50分後に出てきたものはこれ。
なにこれ……
まぁ結局はチャーハンなので普通に美味しかったです。
あと普通に野良猫が入ってきて、椅子の上でウンチしてました……
(飲食店でうんちは)やばいよやばいよ……
ルンビニ→カトマンズのフライト
一通り見終えたところで、空港へ移動する時間となったので、10kmくらい先のバイラワまで移動。
ここで1つミスがあり、どうやら博物館前からバイラワ空港までのバスが出てるみたいなのですが、それを知らなかったのでリキシャーに乗車しました。
このリキシャーもなかなかクソで、最初は1000円程度と言っていたとのですが途中で「100ドルだ」と言い始めました。(もうちょっと低かったかも)
首都カトマンズはある程度洗練されているので、こういった「いかにもインド!」みたいなクソリキシャー屋はいなかったのですが、ルンビニやバイラワはインドとの国境に近いので、人の質もかなりインドっぽいです。
腹が立ったのでリキシャーから飛び降りたり色々しましたが、なんとかバイラワ空港に到着。結局払った料金は約2000円。3人なので1人660円程度
で、これがバイラワ空港
うそやん…………これ空港?
空港の前の道はこんな感じ。
うーん…この…………
バイラワまでの道のりである程度「空港ボロいんだろうなー」と予測はしてましたが、まさかこんな空き地みたいな感じとは……
このバイラワ空港、首都カトマンズのトリブバン国際空港が全面工事のために数年間閉鎖されるので、代わりにこのバイラワ空港を国際空港として使用する計画らしいのですが、どう考えてもそんなレベルの空港ではなかったです。
この空港でも更に問題発生。
空港には余裕を見て1時間半前に着いたのですが、空港の職員がいきなり
「1つ前の飛行機空いてるからチケット変えておいてやったぜ!」
と言い始めました。
まさか航空券をそんな軽いノリで変更されるとは誰も思っていなかったので、「あの人何言ってるんだろう?」とメンバー3人で話してたのですが、返されたチケット見ると予約していた時間よりも1時間早くなっていて超ビックリ。
でもまぁ、ネパールの飛行機はかなりの確率で落ちるので(年1くらい)、暗くなる前に飛行機乗れて良かったかも。
この時点でわりと太陽沈み気味だったので、次の便だと真っ暗な中でのフライトだった可能性が高いです。(一応リスク軽減のために日の入りも計算して予約してはいたですが……
ちなみに機体はフランス・イタリアのATR 72
今回はブッダ・エア(1万円くらい)を使いました。
利用者が少ないので仕方ないですが、東京→名古屋間くらいの距離で1万円と思うと結構高い。
トリブバン空港とカトマンズの街 pic.twitter.com/nj7mJlz8Iu
— こんろー@大森 (@conroe215) 2018年4月10日
カトマンズで晩ごはん
カトマンズに戻ったあとは、プリペイドタクシー(700円程度)でタメルまで移動して晩ごはん。
ノースフィールドカフェという雰囲気の良さそうなお店で食べました。たしかこのお店は地球の歩き方にも載っていたはず。
正直、豆カレーやイモばっかりな上に量も多かったのでかなり飽きが……
現地のビール
ネパールのビールと言えばネパールアイスが有名で日本でもよく見かけますが、このGORKHAは初めて見ました。
あと何故かネパールのバンドが坂本九のスキヤキソング(上を向いて歩こう)の演奏をしていました。
スキヤキソング https://t.co/KxQ0qZi27i
— こんろー@大森 (@conroe215) 2018年1月5日
なぜ……??
タメルのホテルへ
食べ終わったあとは、タメルのど真ん中にあるスーパーマーケット「Shop Right Supermarket」でタマリンドジュースとピンクのオレオ買ってホテルへ。
このスーパーは品揃えが多くて、カトマンズ滞在中かなり重宝しました。
買ったタマリンドジュース(80円くらい)とピンクのオレオ(20円くらい)
タマリンドジュースは美味しかったのですが、めちゃくちゃ甘くて半分も飲めませんでした。今思うと炭酸で割って飲めばちょうど良かったのかも。
泊まったホテルはここ
予約時は1人1泊2,000円でしたが、色々あって1人1泊1,700円くらいになりました。
結構綺麗だったのでこれで1,700円はかなりお得。
この日(4日目)はこれで終了。5日目はカトマンズの東にあるバグダプルへ。