ネパールと中国に行ってきた(7日目・ネパール→成都→北京→羽田)
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7日目。この日がネパール最終日なので、朝の飛行機でカトマンズを発って、中国の成都・北京を経由して日本へ戻ります。
ネパール出国
タクシーでカトマンズのトリブバン国際空港へ移動。
空港に着いたら両替所でネパールルピーを日本円へ両替するつもりだったのですが、両替はドルか人民元くらいにしか対応していないとかで、しかも最低額を下回っていたので両替できず……
仕方ないので空港内で買い物しようと思ったのですが、日本の地方空港よりも小さい空港なので全然物売っている場所がなく、しかもジュース1本500円程度とアホみたいな値段……
ルピーは国外で両替できないですし、空港に入ってしまえば戻ることはできないので明らかに「余ったルピー全部使わせるぜ!(高値で」という雰囲気がありました。
仕方ないので水と紅茶だけ買いましたが、結局1500円分くらいは使い切れずに出国……
さらばカトマンズ!( それにしても空からでも分かるほど街全体砂埃だらけ……
カトマンズ→成都の飛行機
飛行機の中からヒマラヤ山脈も見ることができました。
ヒマラヤ山脈を上空から。これが神々の山嶺…! pic.twitter.com/l1WopPP7fE
— こんろー@大森 (@conroe215) 2018年1月9日
行きの便ではもっと山に寄っていたと思うのですが、帰りの便では結構山から離れてました。
チベットに入ると急に土っぽく……
そういえば、この機内では隣のおじさんと話してたのですが、そのおじさんが言うには「今まで40カ国近く行ったけど、一番良かったのはエルサレム」と。
自分も今エルサレム行きの計画を立たてているのですが、このおじさんの話が1つのきっかけになっています。
成都に到着
成都にはお昼の14時頃に到着。
次の北京行きの飛行機(23時頃発)までかなり時間があったので、成都市内を散策することに。(一緒にいた友達は成都で2泊
あと人民元の調達については、空港では難しいと行きの時にわかったので、今回は友達に少し借りて成都市内で両替することにしました。
空港に地下鉄が通っているのでそれで市内まで。
発展し始めたのが最近だからか、電車がやけに新しかったです。
で、街中まで出てみたは良いものの、カトマンズではあれだけ見かけた両替所が成都では全然見つからず……(外国人が来るような場所じゃないから…?
銀行も閉まるのがめちゃ早くて、自分たちが着いた頃にはちょうどほどんどの銀行が営業を終えたところでした……
仕方ないのでクレジットを使ってATMでお金作ろうとしたのですが、中国語だったので操作が全く分からず……結局お金は成都に残る友達に全て借りてやり過ごすことに。
特に目的地も無いので街を適当にぷらぷら。
ちなみにこの成都には1700万人が住んでいるのですが、自分のまわった範囲だけだとそんな雰囲気は全くありませんでした。
あと、グレードファイヤーウォールでGoogleなどへのアクセスが制限されてるだけではなく、GPSまわりも何やら手を加えられているみたいで、事前に端末に保存していた地図データ(GoogleMaps)上で位置を確認しようとしていたのですが、全然正しい場所を示してくれず……(方角もデタラメ
流石にローカルに保存した地図がダメになるとは思っていなかったので、自分の位置が全く分からずかなり困りました。
成都で晩ごはん
散策していたら結構暗くなってきたので、成都武侯祠の近くで晩ごはん。
「成都は担々麺発祥の地なので担々麺食べたい!」とは思っていたのですが、全く調べていなかったので、適当に南春小吃という場末っぽいお店へ。
明らかに外国人観光客が行くようなお店ではない雰囲気。
メニューはこんな感じで壁に貼ってありました。
1元が13.5円くらいなので、担々麺の小で160円ちょっと。
担々麺のお店をハシゴしたかったので、とりあえず「担担面(担々麺)の小」と「よく分からない餃子みたいなやつ」を注文。
これが成都式の担々麺……!!
そ、そうめん……??
稲庭うどんか半田素麺みたいな見た目で、日本で見かける「成都式担々麺」とは全く違う見た目。
どうやら、麺の下にタレ的なものがあるらしく、混ぜるとこんな感じ。
白い麺が黄ばんでしまった……
場末っぽい割にはなかなか美味しかったですし、日本には無いような味だったので結構楽しめました。八角…かな……?
あと別に頼んでいた水餃子みたいなやつはこんな感じ。
水餃子の辛い版…?担々麺がわりと良かったので少し期待していたのですが、こっちはとにかく皮が分厚くモチャモチャしていて正直微妙……
2人で1つ頼んだのですが、結局これは食べきれませんでした。
流石にせっかく成都にきて1店舗だけというのは悲しいので、もう1店舗違うお店へ。(店名は謎…
近くのお店に適当に入ったのですが、さっきよりは断然明るくて綺麗。
あと、ここでは最初にポットでお茶を出してくれたのですが、このお茶がかなり美味しい。なんて名のお茶なのかは分からなったのですが、栗のような味がしました。
ここでは担々麺と白玉団子みたいなものを注文。
さっきよりもより素麺っぽく……
混ぜるとこんな感じ。今回は野菜も下から出てきました。
ここの担々麺はやけに辛くて、めちゃくちゃむせた記憶が……
ただ、白玉の方にあんこが入っていたので、なかなかちょうど良い塩梅でした。
結局成都で行けたのは2店舗だけですが、それでも日本にはない味を楽しめたのでかなり良い経験でした。さすが四川省。
成都から北京へ
次の飛行機の時間も近くなっていたので、友達とは成都で別れ一人で空港へ。
中国の国内線(四川航空)で北京まで移動します。
この写真は成都空港の国内線側。
ここまで2回国際線で成都空港を使って「あれ?成都空港小さくない?」と思っていたのですが、明らかに国際線よりでかい。国内線がメインだったんですね……
成都→北京間は四川航空(国内線)を使いました。
ちなみにこの国内線がなかなか曲者で、自分が搭乗した時点で何故か席にゴミが置いてあったり、隣の人がイヤホンもせず音出しながらゲームしたり……
「この飛行機民度低すぎる……」と思いながらスマホ(機内モード)で音楽を聞いていたのですが、CAが「中国の国内線では電波の発する機器は機内モードでも駄目だ」と。
今まで中国の国際線は何度か使いましたが、そっちでは全く問題なかったので完全に油断してました……(これは自分が悪い)
北京で空港泊
北京へ到着したのは夜の0時辺り。
次の北京→羽田の便は8時頃発なので時間はあったのですが、流石に夜遅くて出られないので仕方なく空港泊。
ベンチで仮眠しようと思ったのですが、流石に中国最大のハブ空港なだけあって、どのベンチも既に寝てる人がたくさん……
しかも円形のベンチばかりだったので、寝ようにも足か頭がはみ出してしまう……
それでもベンチの空きを見つけて気合い入れて寝てたのですが、途中でめちゃうるさい白人集団が隣にきて結局寝られず、朝までほぼ起きていました……つらい……
北京空港はこんな感じ。
花瓶でかい……
なぜか「はなの舞」が……しかも朝の6時頃から店内で店員同士がいちゃついていました……元気だな……
こっちはもう体力的にも限界が来ている中、日本に向けて出国。
北京→羽田
北京→東京(羽田)はANAとの共同運航便だったので機内食とか期待していたのですが、出てきたのは真っ白な粥とフルーツのみ……
本当は写真も撮りたかったのですが、この時点でもう疲れきっていて写真撮る気力さえ残っていませんでした。
そうこうしているうちに羽田に到着。羽田からマンションまでは30分くらいなので、速攻で帰って泥のように眠りました。
最後に
これでネパール・中国7日間の旅は終了(書くの疲れた……
仏教4大聖地のうち、サルナート(初説法の地)とルンビニ(生誕の地)には行ったことになるので、残るはブッダガヤ(悟りの地)とクシナガラ(涅槃の地)の2箇所のみ!
残る2箇所はどちらもインドなので、そう遠くないうちに行って4大聖地コンプリートしたいと思います。
とはいえ、その前にエルサレムにも行かなければ……