こんろーの旅行記

こんろーの旅の記録。次の旅先はイスラエル・パレスチナ・ヨルダン

中華アクションカム「Firefly 8S」を買いました

急に「アクションカム欲しい!」という欲が湧いてきたので、2chとかYoutubeで色々と調べ、結果的に中国のGEAR BESTでから中華アクションカム「FIREFLY 8S (90 Degree)」を買いました。

ネットで配布されているクーポン使って14000円程度。(今は値段下がってるので13000円、170 Degreeなら11000円。送料は無料です)

用途としては、発展途上国旅行中に動画を撮ったり、12月に生まれてくる妹の子供を4Kで撮ってあげたいなぁと。

調べるまではアクションカム業界ってGoProとSONYの2強だと思ってたんですが、今は中華カムの勢いが強くてGoProも食われてるんですね……

で、中華カムは中華カムでビックリするほど種類が多く最初はかなり悩んだんですが、2ch等で調べてみると同じ価格帯であれば中身の構成(イメージセンサやSoC)はほぼ一緒。

【7,000円〜9,000円】
たとえば、よくある7,000円〜9,000円くらいの中華アクションカムは、Novatekって台湾企業の「Novatek 96650」というSoCを使ってるものが殆どで、FullHDだと良さそうなんですが4Kで撮るには物足りない感があります。

【12,000円〜20,000円】
12,000円〜20,000円くらいの機種になると、GoPro等と同じAmballera社(アメリカ)のA12S75を使ってることが多く、これなら4K/30fpsもちゃんと対応できるっぽいのですが、そもそも機種が3〜4種くらいしか無い。(Firefly 8S、ThiEYE T5e、SJ7 Star等)

【20,000円以上】
20,000円以上ともなると、GoProやSONYのまともなアクションカムの価格帯に近くなってくるので中華カムを選ぶメリットが薄く……

結局Firefly 8Sを購入

流石に1万円以下のは安物買いの銭失いになりそうだし、2万円以上のは雑に扱うことができない気がしたので、今回はAmbrallera社のA12S75を使っているFirefly 8Sくらいのアクションカムを購入しました。

ちなみに、SJ7 Starはほぼ2万円くらいになるので省くとして、同価格帯のT5eじゃなくFirefly 8Sを選ぶ決め手となったのは「画角90度が選べる」という点。

中華アクションカムは170度角が多く、どうしても歪曲収差でグニャっと曲がった動画になるのですが、観てると酔ってしまうのでちょっと避けたいなぁと。

PC上のアプリケーションでソフトウェア的に解決(対処)してたりもするようなのですが、自分の環境だとマシンスペックが怪しそうなのでハードウェア的な解決を図る意味でFirefly 8S(90 Degree)に。

 

Firefly 8S到着

ちなみに、GEAR BESTで注文したのが8月22日、到着したのが8月28日だったので約1週間で到着しています。中国の深セン(香港の隣です)から送られてくることを考えると結構速い。

ただし、やはり中華クオリティというか、箱はそれなりにボコボコな状態で届きました。

あと作りが結構甘く、前面パネルが上手く嵌まらずに少し間ができています。

写真 2017-09-03 22 37 25

問題ないといえば問題ないのですが、少し気になる……

あと、バッテリー差込口の蓋を止めている部分がパキッと折れて取れました。

写真 2017-09-03 15 38 49

折れていても固定はできるので使えるのですが、使用1日で折れるなんてちょっと作りが甘すぎでは……

 

さて、大して詳しくない自分が中身のレビューとかしてもあまり意味は無いかなと思うので、とりあえず試し撮りした動画をYouTubeにアップしました。本当は生ファイルを置きたかったのですが、あまりにもサイズ大きいので面倒に……

※もしかすると土日あたりに生ファイル1つだけupするかも。

 

4K/30fps (356MB)

 

4K/30fps (545MB)

1080p/120fps (365MB) →1080p/60fps (Youtube内でエンコードされてる?)

ちなみに、家に帰って動画を確認するまで全く気が付かなかったのですが、FireFly 8Sは1080p/60fps(もしくは30fps)でしか手ぶれ補正(ジャイロセンサ)が効きません。

なので、上の動画は手ぶれ補正無し、手ぶれの考慮無しでの撮影です。

流石にそれだけだと微妙なので、急遽手ぶれ補正ONで撮影。

180p/60fps (手ぶれ補正ON)

うーん、UDX前で歩いている動画に比べるとマシな気がしますが、結構足の踏み込みを拾っている気が……Firefly 8Sのジャイロセンサは6軸なので中華カムの中では良い方だとは思うのですが……

総評?

個人の感想としては、使い方・使い所を間違えなければ14000円以上の価値があるし、何かを間違えれば一気に価値の落ちるものだと感じました。

4K/30fps自体はiPhoneなどでも撮影できますが、アクションカムほど気軽には撮影できないのでその点はかなりのメリット。あと画質はそこまで悪くない気がします。

逆に一番気になるのは、やはり手ぶれ補正(ジャイロセンサ)かなと。

これは中華アクションカム全体だと思いますが、手ぶれをかなり意識しないといけないので、そんなの意識したくない人は絶対にSONYのアクションカム等を選択した方が良いと思います。

それと気になるのはバッテリーですね。この日は1日持ったのでそこまで悪くはないと思うんですが、4K撮影中は結構熱くなりますし、タイムラプスで30分(10秒間隔)撮った時は常に熱い状態でかなり消費しました。詳しくないのでよく知らないんですが、もしかしてタイムラプス撮影中は常時動作してる?

GEAR BESTで予備のバッテリーも400円くらいで売ってるんですが、如何せん他のものと同梱できないのでバッテリー以上に送料がかかってしまうんですよね…… Firefly 8Sユーザを周りに増やして共同購入したい……

あと暗所は試してないですが、タイムラプスで夜を撮った感じだと少し厳しそうに思えました。とはいえ、タイムラプスと通常の動画性能は別物だと思うので、余裕があれば次の土日にでも試して追記したいと思います。