イスラエルからヨルダンへ行くルート(キングフセイン橋経由)の下調べ【旅行後追記あり】
【2019年3月追記】
2019年2月に実際に旅してみたので、微妙に違っていた箇所に修正を加えています。
あとめちゃくちゃ大変だったバス乗り場の情報も追記したので、ぜひ参考にしてみて下さい。(この情報なしでは結構きつい気がする……
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エルサレム(イスラエル)からアンマン(ヨルダン)まで陸路で行こうと考えているのですが、いまいちイメージし辛かったので、自分の中での整理や友達への共有も兼ねて少し情報をまとめてみました。
イスラエルとヨルダンには、3つの陸路国境があるため、2国間の移動は基本的にはこのうちのどれかを利用します。(2国間を渡る飛行機の便は無い)
今回はエルサレムからアンマンへの移動を検討しているため、キングフセイン橋経由の話に絞っています。
ざっくり次のような順番でまとめました。
1. 費用について
エルサレム - アンマン間を単純に移動すると、下の図のように、バス代も含めて計7回お金を払うタイミングがあるようです。
①エルサレム→国境(イスラエル側)のセルヴィス(乗合タクシー)代
42NIS → 【旅行後修正】47NIS (荷物1つにつき5NIS必要でした)
180 NIS → 【旅行後修正】182NIS
③イスラエル国境 - ヨルダン国境の緩衝地帯を抜けるバス代
7JD+1.5JD(荷物代) →【旅行後修正】2.4JD(ドルで払うこともできます。3.5ドル)
④ヨルダン国境→アンマンの乗合タクシー代
10JD → 【旅行後修正】1台25ドル。バスだと10JDくらいかも。
⑤アンマン→ヨルダン国境→イスラエル国境のバス代(JETTバス)
11JD ※アンマン発のJETTバスは③が掛からないらしい →【旅行後修正】10JD
10JD
42NIS (①と同じ →【旅行後修正】47NIS
これを計算すると、以下のような感じに。
【レート】※2018年末の情報
ヨルダン 1JD=160円
【合計】
264NIS(7973円) + 39.5JD(6320円) = 14293円
④は使う手段によって少し変わってくるみたいですが、他はそこまで大きくは変わらないかなと。
【旅行後追記】276NIS(8335円) + 22.4JD(3584円) = 11919円(④抜き)
2. 時間について
これはいまいち自信無いのですが、調べた限りだとイスラエル側とヨルダン側の国境の開いている時間は次のような感じ。
【イスラエル側ボーダー】※2018年末の情報
平日:8時〜20時
安息日(金・土):8時〜15時
【ヨルダン側ボーダー】
平日:8時〜20時(ヨルダン入国時)、8時〜14時(ヨルダン出国時)
(金・土):8時〜13時
また、①のセルヴィス(乗合タクシー)も少し時間の制限があります。
Al-Nijmehという会社がダマスカス門の東側にあるスルタン・スライマーン・ターミナルという場所からセルヴィス(10人くらい乗れる乗合タクシー)を出していて、それが7時〜13時までの間で30分に1本です。
13時以降はチャーターとなってしまい金額が跳ね上がるみたいで、普通は13時までには乗った方が良さそう。
ダマスカス門のすぐ側なので、行くのは簡単なはず。
この情報は地球の歩き方にも地図付きで書いているので、買って持って行った方が良いかも。
おそらくこの辺り。
【旅行後追記】
実際に行ってみました。
大体の場所は合っていたのですが、乗り場は建物の奥にあるので「地球の歩き方」や「グーグルマップ」の情報だけで見つけるのはかなり大変です。
乗り場への入り口はこの黄色い看板の正面にあります。
Private Parkingと書いてある白い看板の奥に進んでいきます。
奥にチケット売り場があるのでそこでチケットを買えば乗ることができます。
【追記終わり】
あと時間で注意すべきは⑤のアンマン市内から国境へのJETTバス。
これはJETTバスを使う以上は朝の6時半発しか選択肢がありません。
Official Website for JETT Company : Schedule
上記URLのスケジュールで「Abdali - King Hussein Bridge」となっている行が国境行きのバスです。
Abdaliの乗り場はここ。中心地から少し離れています。
【旅行後追記】
実際に乗ってみましたが、確かに朝6時半発しかありませんでした。
乗り場はこんな感じです。
バスの乗車率は30〜40%くらいでした。乗り場はJETTバスのオフィス前なので、当日でもチケットを買うことができると思います。
また、中心地(ダウンタウン)からAbdaliへのタクシーは早朝で4JD(600円)でした。※昼だと2〜3JD
ちなみに、早朝タクシーの運転手から「ヨルダン国境まで22JD乗っていかないか?」とも聞かれました。バスは1人10JDなので3〜4人での旅ならタクシーという選択肢もアリかもしれません。
【追記終わり】
3. ビザについて
イスラエルはビザ不要、ヨルダンは入国時に無料でアライバルビザを取得できるので、基本的にはビザを取る必要はありません。
ただし、イスラエルからヨルダンにキングフセイン橋経由で行く場合だけは話が別で、ヨルダンはヨルダン川西岸(West Bank)を国内とみなしている関係で、「キングフセイン橋は自国内だから国境ではない」ということになり、ここではヨルダンビザを発給して貰えません。
なので、どこかの大使館でヨルダンビザを事前に取得する必要があり、自分は日本のヨルダン大使館で取ってきました。
場所は渋谷駅から徒歩10分くらいの場所。平日の10時〜12時までしかやっていないので結構きついです。
ちなみにネットで調べると貼り付ける顔写真のサイズがいくつか出てきますが、「4.5cm×3.5cm」で問題ありませんでした。
ビザ発給は翌日以降になるので、通常だともう一度平日10時〜12時に行く必要があります。
自分の場合は、職員の方の厚意?で郵送してもらいました。(送料は自分持ち。近くにあるNHK内の郵便局で封筒などを準備しました)
以上が今回調べた内容。
大した情報は載せていないので大きく間違えているような箇所は無いと思いますが、まだ実際には行っていないので、行った後に正しい情報を追加できればと思います。
(画像内のクィーンアリア空港の位置は微妙に違ってます)
【追記】
↓ 実際に行った時の様子はこちら
動画にもしています:-)