【アエロフロート】成田からモスクワ経由でイスラエルへ (中東旅行1日目)
2月前半に1週間くらいかけてイスラエル→ヨルダン→パレスチナを旅行しました。
成田→モスクワ便
今回使った航空会社は、ロシアのアエロフロート(Aeroflot)。
成田-モスクワ便が出ているのでまずはモスクワへ行き、そこからモスクワ-テルアビブ便でイスラエルのベン・グリオン国際空港へ向かいました。
ちなみに航空券代は、成田-テルアビブ往復で7万4千円です。
Aeroflotは24時間前のオンラインチェックイン開始時に座席指定できます。(乗継便も含めて)
自分が座席指定した時は空いていたので「乗客少ないのかな?」と思っていたのですが、実際はほぼ満席。
昼の13時に出発し、到着は約10時間後。
地球の丸みだったり、他国の上空を飛んだ時の上空通過料節約のためか、モスクワまでは日本とロシアの上空のみを飛んでいきます。
成田-モスクワ便の機内食
機内食はビーフとフィッシュから選ぶ形だったのですが、ビーフは品切れ。
ただ事前に「フィッシュの方が美味しい」という情報を得ていたので、自分はフィッシュで問題ありませんでした。
エビピラフや寿司、刺身などが付いています。
刺し身や寿司はそこまででしたが、ピラフは結構美味しかったです。
ただ、一番美味かったのはこれ ↓
適度な酸味と甘味で美味しい。一緒に乗っていた友達は「いらない」と言っていたので2つ食べてしまいました。
次は到着2時間前くらいに出された2回目の機内食
エビグラタン。
これはかなり美味しくて、地上で食べるのと遜色なかったです。今までで食べた中でも一番美味しい機内食かも。
シベリアの大地
今回は北向きの席だったのですが、窓から見えるのは雪や凍った川ばかりで、人が住んでそうな場所は10時間飛んでいてほぼ見つかりませんでした。
ただたまーに2〜3軒が集まったような集落も。
こういう場所で生活するってどんな感じなんでしょうか。静かそうで良いなぁともフワフワ考えてしまいますが、自然の厳しさは凄まじいでしょうし、自分には難しいだろうなとも思ってしまいます。
ロシア上空から見える川は独特で、こんなグネグネした川が沢山ありました。
池も沢山あって蓮コラみたいにもなっていますが、これは日本でも未開発の場所ではこうなっていて、比較的水場に近くてあまり整備されていない場所ではこうなるのかなぁと。(淡路島なども上空から見るとこんな感じ
油田かガス田かはわかりませんが、たまにそれらしき施設もちらほら。
ロシアの油田といえばバクーが有名でしたが、バクーがアゼルバイジャンとなった今はどこがロシアで一番の油田なんだろう…?
シェレメーチエヴォ国際空港に到着
モスクワには現地時間の17半時頃に到着。(時差が6時間あるので日本は23時半
「空港内がめちゃくちゃ暗い」という情報は事前に得ていたのですが、正直中は全く暗くありませんでした。見たのは10年くらい前のブログ記事でしたが、流石に今はそんなことはないみたいです。
パスポートコントロール
ここは窓口が4つくらいあるのでスムースに進むのですが、ここを抜けた直後の手荷物検査場がかなり狭く、手荷物検査を抜けるのに30分くらいかかります。
手荷物検査場。ここは本気でなんとかして欲しいです。
パスポート見てるだけのパスポートコントロールが窓口4つで、時間の掛かる手荷物検査が窓口2つってどう考えてもおかしい。凄まじいボトルネック。
みんな「fuck……fuck……」言ってますし、狭すぎて列も形成できないので、横から一気にすり抜けて横入りする人もたくさんいます。
……
手荷物検査場があまりにも暑く喉が渇いたので、ロシアの通貨ルーブルを持っていない状態で飲み物購入チャレンジ
自販機を確認すると、水が100ルーブルでした。(168円くらい)
成田では水130円だったので劇的な差がある訳でないですが結構高いです。
あと、この自販機はクレジットカード使用可となっていたのですが、自分のカードを挿ししてもうんともすんとも言わず……
仕方がないので近くの売店でスポーツボトルみたいな口の飲み物を購入。(約300円)
こちらではクレジットカード使えたので、カードに問題があるわけでもないと思うのですが……
ちなみに、空港内のカフェではこんな飲み物も売っていました。
ちょっと飲んでみたかったのですが、気が付いたのが飲み物を買った後で、次の飛行機までの時間もなかったので今回はスルー。
次モスクワに来る機会があればぜひ立ち寄ってみたいです。
やはりロシアには一度行ってみたいですね。
モスクワ-テルアビブ便
モスクワ-テルアビブ便は19時20分発。(日本時間25時20分)
中国語や韓国語での案内はありましたが日本語はありませんでした。
日本人はモスクワにもイスラエルにもあまり行かないんでしょうね……
変な飛び方をしていますが、レバノン・キプロスの上空通過を避けているのかなぁと推測。(安全のために)
シリアを上空から眺めてみたかったのですが……
モスクワ→テルアビブ便の機内食。本日3度目です。
日本積み込みの機内食に比べるとやはり味は少し落ちますが、個人的には悪くないと感じました。
ただ、右上の茶色いパン(おそらくライ麦パン)だけは微妙……
この機内では、アナザーワールドというクソゲー(実際は神ゲーとして有名らしい)を見つけたのでプレイ。
めちゃくちゃ眠い中、初っ端のイモムシみたいな敵に殺されまくり、悲しくなって「クソゲーオブザイヤー……クソゲーオブザイヤー……」と友達に言いまくってました。
(※ちなみに日本に戻った後steamを見てみたら、春節セールで300円くらいで売っていたので買ってしまいました。)
そうこうしているうちにテルアビブに到着。
到着はイスラエルの時間で22時45分。(日本-イスラエルは時差7時間なので、日本は朝の5時45分)
ほぼ徹夜みたいな感じになっていたので、かなり眠かったです。
ベン・グリオン国際空港に到着
イスラエルのイミグレ
入国審査では「顔写真付きの身分証を見せろ」と言われたので、「身分証なんて持ってたかな…?」と財布の中を漁っていると「違う違う、金じゃない」と返されました。
身分証探してただけなのに……
ちなみに、イスラエルの出国審査は厳しいことで有名ですが、入国審査はわりとスルスル抜けられました。
ついにあのイスラエルに入国!
空港の中には花束の自販機等もありました。
「花束の自販機あるってなんて素敵なんだ!さすが先進国!」とかその場では思っていたのですが、冷静に考えると"青山フラワーマーケット"みたいな花屋がどこにでもある日本の方が素敵さは高いですね。
ここからはテルアビブ市内のドミトリーへ向かいます。(この時点で23時20分くらい
電車はもう無いので空港を出てテルアビブ市内行きのシェルート(10人くらい乗れる乗合タクシー)を探したのですが見つからず……(エルサレムやハイファ行きはありました
仕方がないので普通のタクシーで行こうしたところ、他の日本人の方が真後ろにいたので計3人で相乗り。
タクシー代は45ドルだったので一人15ドルでした。(一緒に乗った方が少し多めに出してくれたので、実際はもう少し安く済みました)
20〜30分掛かってテルアビブのヤッファに到着。
この時点でもう24時。しかも中東といえど2月なので結構寒く、4枚着込んでいたのですが割と寒かったです。
「この日は寝るだけになる」と分かっていたので、オールドヤッファホステルというドミトリーに泊まりました。(1泊2700円くらい)
内装は雰囲気あってかなり良かったのですが、正直トイレとシャワー室がとても微妙でした……
この日はシャワって即就寝。
次の日はテルアビブからエルサレムを経由してヨルダンのアンマンへ向かいます。
(※次の日エルサレムに向かうなら、エルサレムで宿取って空港からシェルートでエルサレムに直接行った方が良いのかも……タクシー高いですし……)
追記
↓2日目の記事はこちら