【インド】南インドへ行ってきました。 (1日目・ムンバイ)
3年ぶりの海外
コロナの影響で長らく海外旅行できていませんでしたが、2023年2月に久しぶり海外へ行ってきました。
旅先はインド。インド亜大陸の地に足を踏み入れたのは2018年2月のネパールが最後だったはずなので、なんと5年ぶり。(海外旅行自体は3年半ぶり)
コロナ前は1か月海外行かないだけで「海外行きたい……早く出国しないと死んでしまう……」と言っていた側の人間なので、"よくここまで耐えられたなぁ"と思ってしまいます。
成田空港へ
さて、今回は成田空港9時発なので3時間前の6時には成田に着きたいと思い、4時半くらいに家を出ました。
いつも通り、東京駅から出ているエアポートバス(1300円)で成田に向かいます。
朝焼けの都心を抜けて行きます。良い感じ。
成田空港到着
出発した時間も早朝だったので、渋滞に捕まることもなく成田空港第2ターミナルに到着。
成田空港に到着して気が付きましたが、想像していたよりも明らかに人が多い!
1月末で特に祝日等もないタイミングで、大半は外国人だった気がします。
成田空港に着くとまずはチェックインカウンターへ。
今回はベトナムのLCCであるベトジェットを利用していますが、チェックインカウンターの列がなかなか長い。。
ラウンジでゆっくりしようかと思っていたのですが、とてもそんな時間はありませんでした……
チェックインと手荷物検査を終えて搭乗口に向かっていると、あまり見たことのない店舗が……
AKIHABARA!
こんなお店今まであったかな?
成田→ハノイ便に搭乗
久しぶりの海外なのでうまく出国できるか不安でしたが、特に問題なく搭乗できました。
ちなみに今回はベトジェットを使っているので、インド旅は行きも帰りもベトナムを経由します。
ベトジェットを使った理由はもちろん安いから。
中国系の航空会社が飛んでいない2023年1月時点において、東京-インド往復7万円台で提供しているのはベトジェットくらいでした。
12万円超える価格帯からは他の航空会社もあったのですが、コロナ前は東京-インド往復4万円台のチケットを目にしたりもしていたので、バックパッカー脳的には「インド往復で10万超える選択肢はねぇ……」という感じでした。
ベトジェットの座席はこんな感じ。
最後尾の座席の後ろは壁じゃないので自由に倒せそうです。意外と成田→ハノイ便は最後尾もありかも?
LCCの最後尾の座席は真後ろ壁のパターンもあり好まれにくい席ですが、結局LCCだと倒すことなんてできないので実際は最後尾が気が楽で良いのかもしれません。
座席に挟まっていたメニュー表はこんな感じ。
自分は食べませんでしたが、大体1食750~900円くらいの価格帯だった気がします。
飛行機の上から見えた1月末の富士山。
なんだかアポロみたいな形ですね。
ハノイ・ノイバイ空港
6時間くらいのフライトを終え、ベトナム現地時刻の14時頃にハノイ・ノイバイ空港に到着。
ahamoを使っているので着陸した瞬間からスマホが使える状態に。
今までSIM買ったり乗り継ぎの待ち時間はネットに繋げなかったことを考えると、超便利な時代になりました。
ここでは空港の外には出ず直接次の便のゲートへ向かいます。ただイミグレの列が長すぎてトランジット・トランスファー用の入り口がふさがれてしまっていました……
しかもイミグレに向かう人達とくらべて乗り換える人殆どいなかったためかなり不安に……(写真はイミグレ側の列)
出発ロビー内をうろうろ。
写真でも分かる通り、人があまりおらず閑散としています。
店員の人たちもめちゃくちゃ暇そうで、スマホをポチポチしていたり、店の端で寝ていたりしました。
(一応補足すると、2023年8月段階では人もたくさんいて活気がありました)
日本だと「いろはす」の名称で売られていますね。
次の便まで4時間程度あるため、とりあえずお昼ごはんを食べます。
空港内は米ドル表示しかなく、ベトナムドンでの記載が全くありませんでした。
逆にベトナムドンの価格を表示しているのが外資のスタバだけという……
米ドルは70ドル程度は持っていたので、とりあえずなけなしの米ドルでベトナムコーヒーと牛肉のフォーをいただきます。
うん、うまい!
フォーは安定して美味しいのですが、どちらかというとコーヒーがうまい!
普通のブラックコーヒーを頼んだはずですが、ココナッツっぽい香り付けがされていてそれがかなり良い感じ。
カフェイン中毒者としては珍しい味のコーヒー飲めるのは嬉しいポイントです。
ロビーから見える風景、なんとなく香川県の高松空港に雰囲気が似ています。
おそらく山の形が似ているせいですね。
ハノイからムンバイへ
4時間近く待ちハノイの空もオレンジ色になってきた辺りでゲートの準備が始まりました。
「ここからは夜間飛行を楽しむぜ」と思っていたのですが、ここでトラブル発生。
追加料金を払って窓側の席を予約していたのですが、何故か席が変更されていて窓側ではなく通路側の席に……
チケット予約の際もベトジェットの公式サイトの有名なバグのせいで全く予約できなかったですし、やはりベトジェットはクソとしか……(´・_・`)
ムンバイ到着
そんなこんなで、現地時間の夜22時頃にムンバイのチャトラパティ・シヴァージー国際空港に到着。
うぉお!!明らかに匂いが違うし、飛行機を降りた瞬間から熱気が凄い……!
日本はめちゃ寒の時期(2月)だったので、いきなりの夏感に体がびっくりしていました。
iPhoneで外の気温を見てみましたが夜の時点で24℃でした。東京は夜マイナスだったのでかなりの差が……
ちなみに空気の質の情報も載っていたのですが……
まさかの406で深刻という評価……
やばすぎる……
ちなみにスマホはahamoの力によりインドも着いた瞬間からネットに一応繋がっていたのですが、明らかにベトナムの時よりも遅く、Twitterの画像なども全然表示されず……
上の画像だとアンテナバリバリですが、速度はめちゃ遅でした。
イミグレもベトナムと違ってかなり広いです。ニューデリーはここまで大きくなかった気がする。
ちなみに夜22時なので流石にイミグレはすぐ通過できました。
謎の出待ち
ここからは空港近くのホテルへと向かいます。
「インドの空港だし、空港の外でぼったくりタクシーのおっさん達が出待ちしているのかなー」と思っていたのですが、外に出てみるとおっさんではなく大量の女性集団が。
しかも何故か自分に向かって手を降ってきたりしていて「えぇ…!!?」となりました。
「一体何だったんだ……」と思いながら群衆を見ていると、突然女性たちの「キャー!!!!」という声が。
どうやら韓国のアイドルグループのメンバーがムンバイに来たようで、女性たちはそのアイドルの出待ちだったみたいでした。
しかも空港の駐車場までアイドルを追っかける女性たち。
さっき手を振られたのも、東アジア人顔でマスクもしていたので、おそらく関係者と間違われたようです。(え…
大量のファン達が空港の駐車場まで追っかけていました。パワーが凄い……
この時22時半くらいで早くホテルに向かわなければならなかったのですが、流石にお腹も空いていたので空港の敷地内で晩ごはん。
200円くらいの謎ミールス
普通に美味しい……のですが、左にある木のスプーンがほぼ真っ平らで全然カレーが掬えず!
掬えないせいで全くカレーを口に運べないので食べるのにめちゃくちゃ苦労しました……(なんでスプーン平べったいんや……アホなんか……??(´・_・`)
食べ終わったので空港の外へ出ます。
空港前にはリキシャー乗り場がありました。ホテルまでリキシャーを使うか少し迷いましたが、歩けそうな気もしたので歩いていくことに。
空港前にはでかいドブ川があり、かなりの異臭を放っていました。(暗渠化すればいいのに……)
しかもなぜか高架の上にヤシの木が……!謎の南国感!?
インドといえば野犬。この旅で一番最初に見た野犬はこのワンチャンでした。(ちなみに前回インドに来た時は1週間で数千匹見ましたが、今回は明らかに少なかったです)
交差点で暮らす人々。ムンバイではこういう人達をよく見かけます。
やはり公的なセーフティネットが配給(PDS)くらいしかないとなかなかきついですね。。
最近はグローバルサウスの盟主として注目の集まるインドですが、現状では中国のような急激な成長を遂げるとはなかなかイメージしにくいのが現状です。
ただ、ムンバイよりも更に南の南部の州などは、エネルギー関連の投資もかなり活発で生活も安定していますし、今各地で作られている道や鉄道が開通していけばインド国内の経済の巡りが良くなって成長が加速するかもしれません。
実際に世界のマネーはインドに集まってきていて、iPhoneの工場などもありますしね。(歩留まりはかなり悪いっぽいですが……)
インドは好きで投資もしているので、応援しつつ経済状況は常にウォッチし続けていいかないと。
道も以上に汚く、野生のミッキーマウスがうようよいました。
この写真にも何匹が写っているので、探してみてください。(ぇ
ホテル(LEAFEO マリーゴールド)に到着。
今回の宿は1泊4500円弱だったと思います。正直ムンバイのホテル結構高いですね。
もちろん日本や諸外国のホテルに比べたらまだまだ安いですが、都市の規模の割にホテルが少ないのか物価やホテルのクオリティの割には高いと感じました。
夜も遅いのでこの日はこれで就寝。
次の日は南インド ケーララ州のティルヴァナンタプラムへ移動します。