【南インド】ムンバイからティルバナンタプーラムへ (2日目・ケーララ州)
インド2日目、この日はムンバイからインド最南端のティルバナンタプーラムへと向かいます。
こういう移動の予定で、ムンバイからは飛行機で2時間程度の距離です。
まずはホテルの朝ごはん
近年はホテルの朝食(ABF)好きな派閥に属していていますが、正直これはあまり美味しくなかったです。
右の豆なんて少し発芽しているし……(´・_・`)
ドービーガートへ
フライトは15時頃なので、それまではムンバイの街を散策。
ムンバイに来たのはこれが初めてだったので、まずは有名な観光地であるドービーガートへ電車で向かいます。
これは普通の電車ですね。
駅にあった落書き。
ウクライナ侵攻が始まった頃にこのイラストよく見かけた気がします。
ガットバ駅?で乗り換え。ちなみに近くにカットビ駅もあったはずで「かっ飛びとかっ飛ば!」と感じた記憶があります。すごくどうでもいいですね。
駅の中。大きなシーリングファンが何個も回っていて、建物の中なのに結構風を感じました🍃
そして……ついに電車へ……
電車から人が飛び降りてる!! (電車の扉が開いている……)
しかもこれ、走っている電車から飛び降りています。当たり前ですが慣性で飛び降りた人も前へ進むため、飛び降りた位置から結構前へ進んできます。人間射出機と化していて超危険。
すれ違う時も反対側の車両の人丸見えです。
ちなみに1日何人かは死んでいるっぽいので、やはり危険なんだと思います。
線路上でも普通に人が歩いています。まぁこれ自体は途上国ではどこでもありますが、拡大すると……
さすがインド、頭の上に荷物載せています。
ドービーガート
ここでは洗濯屋のカーストの人たちが大量の洗濯を行っています。インドは様々なカースト(ジャーティ)が存在しますが、人の分泌物や血に触れる仕事はカースト外の不可触民(ダリット)が行います。
ちなみに「洗濯屋」という仕事自体は血や死体などには触れないため、ダリットの中でも上位グループだそうです。
奥に見える高層ビル郡と手前の貧困の街の対比が酷いですね。
この光景は現代の日本だと、あいりん地区から見る天王寺(あべのハルカスとか)っぽい雰囲気。(ここまでのバラックはもう無い気がしますが)
ここは完全に観光地化しており、ドービーガートを眺めることのできる場所では物売りの子どもたちがたくさんいました。
ムンバイのマグネットなどを売っていて正直少し欲しかったのですが、流石に旅の最初すぎるので買わず……
なんとなく申し訳ない気持ちにもなりました。
ムンバイの無印へ
まだ時間があったのでパラディウムというショッピングモールの無印良品へ。
途中で暴走族っぽい集団を見かけました。これはレア!
ムンバイ中心地のショッピングモール、パラディウムに到着。
どうやらそれなりに高級店の集まるモールのようで、高級ブランドが多かったですし、外からもなかなか入れないようになっていました。
無印良品 パラディウム店!
商品などはほとんど日本と同じなのですが、日本だと無くなった商品が微妙に残っていたりもします。
靴下を購入。3足で1000円くらいだったのであまり日本と変わらず。
ちなみにMUJI PASSPORTは使えませんでした。ベトナムの無印でも使えなかったので完全に国内だけっぽいですね。
ちなみに北インドを牛の💩だらけの街をイメージして靴でインドに来ましたが、南インドは北に比べて道がまともで牛の💩なんて全く落ちていないのでサンダルでも良かったかもしれません。
また、無印良品とユニクロって海外でも同じ場所に存在していることが多いですが、このモールではユニクロはありませんでした。
ユニクロと無印良品の関係って結構不思議で、今の無印(良品計画)の社長はユニクロ(ファストリ)の元副社長の堂前氏だったりと資本関係無いはずなのに微妙に繋がりを感じます。(同じコンサルか機関がついているのかな?謎い……)
ショッピングモールの他の店舗ではNARUTOの服も売っていました。
街中だと「コピ忍者」と書かれたカカシ先生のTシャツ売っていたりしたので、NARUTOインドでも人気なんだと思います。
チャトラパティ・シヴァージー国際空港
フライトの時間が近くなってきたので空港に移動しました。
昼ごはんをまだ食べていなかったので、食事できる場所を探します。
しかし、飲食店が2店舗くらいしか見つからず……
国際線の方は結構飲食店があったのですが、国内線の方はあまりありませんでした。
仕方がないので、片方のお店に入店。
日本語を話しながら入店したからか、普通に入ってきただけなのにこの見られよう。
別に騒いでいたとかではないのですが見られすぎている……(ちなみにこれはアクションカムで撮っているので特にシャッター音とかもないです)
バタチキっぽいやつ。あまり美味しくはありませんでした。
なんというかしょぼい資本が作る量産品の味。
今回の航空会社はIndiGo
IndiGoはインド国内メインの新興LCCで、インドでは圧倒的なシェアを誇っています。
ティルヴァナンタプラム到着
ティルヴァナンタプーラムの情報全く調べずに来たので空港から市街地への行き方よく分からなかったのですが、空港前のバスで行くことができそうだったので適当に乗車。
空港は海側にあって、空港をぐるっと回ってティルヴァナンタプラムの中心地へ向かいます。
このバスがなかなか良くて、海岸線沿い(Kochuveli Beach)を走っていきます。
ちょうど夕日の時間だったからか、夕日を眺めるためにたくさん人が集まっていました。なかなか良い雰囲気。
行ったことないですが、同じ海岸線を有してるゴアなんかも同じ雰囲気なんだろうか。
バスを降りるといきなりモスクがありました。
イスラム教といえば、ずっとひっかかっていることがあります。
イスラム教のシャハーダ(信仰告白)に「ラーイラーハイラッラー(アッラーの他に神はなし)」とあるのはみんなの共通認識ですが、これが「多神教の否定」なのか「崇拝対象の明確化」なのか自身の知識不足でよく分かっていないです。
信仰の告白だと後者の感じがするのですが、検索しても前者の意味しか出なくてめちゃくちゃ気になる……
ちなみに気になり始めたのは蒲田マスジトにこの一文が書かれていたから。
「他に崇拝する神がはなく」であれば別に他の神の存在は否定していない気がする。。
もしかしてこれ日本での配慮でこうしているのかな?(わからない……
モスクの隣にはちょっとしたヒンドゥー教寺院もありました。
暗くなって少し寒くなってきたので名もなきチャイ屋でチャイを飲みます。
このチャイがめちゃくちゃうまくて驚き。
どうやらアールグレイベースのチャイのようで、今までアールグレイのチャイなんて一度も飲んだことがなかったのですごく新鮮でした。過去一美味しいチャイだったかも。
店名を知りたいのですが、Googleマップにも載っていないし看板にも書いていないしマジで「名もなきチャイ屋」でした……
ホテルに到着
この日はヒルトン・ガーデン・イン トリバンドラムというホテルに泊まりました。
コロナ明けすぐだったり南インドという土地柄もありますが、このヒルトンめちゃくちゃ安くて、1泊5000円弱でした。
ちなみに今回は泊まりませんでしたが、他の南インドの都市にあるマリオットも7000円ちょっとだったので驚愕です。
マザーズベジプラザ
晩ごはんはホテル近くのマザーズベジプラザというベジオンリーのお店で食べました。
Googleマップの評価で☆4.2 (15312)
評判の良さがエグすぎる。
満席ではあるものの、少し待ったら入れました。
ラッサムにサンバル、ドーサ、ムサンビジュース、アイスもつけて1人400~500円弱くらいでした。
南インドのレストランなかなか安い。。感覚的にはベトナムと同じくらいの感覚です。
円安の2023年でこの安さなのは凄いですね。(とはいえ2月なので1ドル130円くらいでした。記事を書いている今は1ドル150円……)
ホテルに戻るとプールで遊んでいる人たちがいました。良いなぁ。
この日はこれで終了。次の日はティルヴァナンタプラムの街を散策したり、2兆円の財宝と超古代兵器ヴィマナが眠っていると言われているパドマナーバスワーミ寺院など見て回ります。